コインランドリーを経営したら、やらなければいけないことは?
コインランドリーは基本的に無人で営業されますが、清掃や集金作業は必要です。今回は、清掃場所や方法、集金作業についてご紹介します。
コインランドリーの清掃・集金について
コインランドリーで行う清掃と集金について、具体的な流れは以下のようになります。
■清掃
コインランドリーは、できる限り毎日清掃することが大切です。利用客が多いときは、特に汚れやすくなります。利用者が「店内が清掃されていない」「清潔感がない」と感じてしまうと、リピーターになることは難しくなります。そのため、清掃作業は利用者を集めるために必要不可欠な作業であるといえます。
主な清掃場所や方法は、以下のとおりです。
1.乾燥機のフィルター
乾燥機のフィルターは、ホコリがたまりやすい場所です。頻繁に清掃しなければ火事の原因になることもあるため注意が必要です。
2.洗濯機のドラム
除菌スプレーを吹きかけ、軽く拭き取ります。
3.洗濯機・乾燥機の持ち手や窓拭き
持ち手や窓は、指紋や手垢などの汚れが付きやすい箇所です。アルコールを吹きかけたタオルで拭き取りましょう。
4.各所のホコリ取り
テーブルや棚のホコリを落としてから、床を掃くとスムーズに掃除できます。
5.その他
ゴミ箱のゴミ回収や雑誌の整理、必要であれば駐車場のゴミ拾いも忘れないようにしましょう。
■集金
集金は、月に3回程度行うのが一般的です。集金の頻度が少なすぎると店舗に大金を置いておくことになり、盗難の際の被害が大きくなるため望ましくありません。
コインランドリーを経営する場合、これらの作業が必要です。しかし、経営者にとっては店舗が自宅から離れている場合や本業があって忙しい場合には、頻繁にこれらの作業を行うのは大きな負担となります。そのため、アルバイトやパートを雇用ことが望ましいといえます。
アルバイトやパートを雇用するときに知っておきたいこと
アルバイトやパートを雇用する場合、毎日1時間かけて清掃作業、月3回は集金作業を依頼すると仮定すると、月3万円程度と考えておくとよいでしょう。集金作業では、通帳を渡して店舗の付近の郵便局や銀行での振り込みを依頼します。ここで心配なのが、売上金の横領です。この点、マンマチャオでは集金の際の横領被害を防ぐためのシステムを導入しています。このシステムでは、集金時に集金ボタンを押すことで前日の集金日時からその時点までの売上が経営者であるオーナーにメールで届きます。メールで届いた現金有高と通帳に記載された金額をネットバンキングで照らし合わせれば、横領の有無が分かります。このシステムを集金係に伝えておくことで、横領を未然に防ぐことができます。