コインランドリー経営成功の法則
コインランドリー経営の4つの成功法則
同じように店舗を構えていても、コインランドリーと販売業・サービス業では、成功のポイントは全く変わってきます。
エムアイエスでは、下記の4つが揃えば、コインランドリー経営はほぼ、成功すると考えています。
1.適した物件を徹底的に探し家賃を抑える
コインランドリーの売上は、月60~80万円が一般的。100万円以上の売上平均の店は稀。ですから、月々のコストである家賃の負担割合を限りなく軽減することが大事です。
自己所有の土地建物があれば有利ではありますが、立地 が悪ければむしろ安くて適した物件を借りる方がいいです。
実際に、私どもでお世話しているお客様の7割以上は店舗を賃借して出店されています。 当社では社内に不動産事業部を設けて迅速な物件検索のみならず、オーナー様の立場に立った家賃交渉もさせていただいております。
2.駐車しやすい場所であること
必ず、駐車場が必要というわけではありません。 入れにくい駐車場ならむしろ、路上駐車が簡単にできる場所の方が有利。 というのは、コインランドリーのメインユーザーは主婦の皆さんだから。
つまり、そんなに運転が上手でない方でも、簡単に車を止めて行ける場所かどうかが重要なのです。同じ理由で、もし駐車場があっても、通行車両のスピードが速い道路沿いや、まん前に中央分離帯があるような場所は不利。 駐車場に入る以前に、右折して入るのが難しく、敬遠されがちです。
3.看板が良く見えてすぐにコインランドリーとわかること
折込チラシやポスティング、駅張りポスターなどなど、広告宣伝の方法は数ありますが、一番力を入れたいのは看板。実は、ほとんどのお客様は、看板を見て来店されているのです。 考えてみてください。お客様がコインランドリーに求めるサービスは「どれだけキレイに安く洗えるか」「行きやすい場所にあるか」につきます。
サービスの差別化を期待されていない以上、「ココにある!」ということをアピールする看板が、最も効果的なプロモーションになるのです。
4.初期投資をできうる限り少なくすること
コインランドリーの初期投資はテナントに入れるのでしたら、機器と工事全て含めて、1500万が基本で2000万までにすることをお勧めします。 お客様は基本的に、近いところで車の止めやすいコインランドリーを利用します。
ですから倍の洗濯機を並べても、内外装に倍のお金をかけても、倍のお客さんは来ませんので、倍の売上にはつながりません。業者はたくさん洗濯機を並べるように言ってきますが、口車に乗ってはいけません。洗濯機の種類では売上は変わりませんので、なるべく安く機器を調達しましょう。
設備工事、内装工事もなるべく安くやりましょう。機器は中古でも構いませんが、ある程度ご自身で修理ができないと大変です。 中古でも半年くらいの保証がついて、定価の35%以下で手に入らなければ新品にするべきでしょう。