布団洗いの大変さ！すごい負荷の掛かる洗濯乾燥機はどうなっているの？【マンマチャオTV】#27

コインランドリー投資に関する疑問質問を、全国592店舗のmammaciao代表の三原淳が回答解説します。

松本：こんにちは！マンマチャオTV始まりました。

この番組は、コインランドリー会社社長の三原がコインランドリーに関してお答えしていく番組です。

松本：前回、布団巻きの大変さについてお話いただきましたが、もう少しお話があるとのことですね。

三原：そうですね、布団巻きというか布団洗いの話をします。

布団洗いの難しさの理由

三原：羽毛布団はキルティングしてあり軽くて簡単に乾くので、洗うのは簡単です。

こたつ布団もキルティングがしてあるので洗えます。

では、なぜ和布団・敷き布団を洗うのは難しいかと言いますと、四角く分かれていない（キルティングしていない）からです。

ガーッと脱水で回すと一箇所に綿がギューっと偏ってしまい、それっきり元に戻りません。ぬいぐるみのような真ん丸の綿になってしまって、布団にならないで寝れなくなってしまいます。

松本：そうなりますとシーツだけの部分が出てきてしまいますね。

三原：そうです。
だから、布団を巻いてキルティングを人工的に作って洗濯します。

布団を脱水する時の洗濯乾燥機のエラー

三原：ただ、布団を巻いて洗ったとしても一つ問題があります。
脱水をする必要があるということです。

脱水するときに高速回転をすると布団は重く、洗濯機にもの凄い負荷がかかるので、バランスが悪くなった場合エラーが出てしまいます。

皆様のご自宅の洗濯機でも、そうしたエラーが出たことがある人はいらっしゃると思います。

洗濯乾燥機は中に車のサスペンションみたいなバネが入っていて、洗濯や乾燥するときに揺れる事で、中の物のアンバランスをなるべく解消するようになっています。

それがあまりにも揺れすぎるとエラーで止まるようになっています。

布団の脱水でエラーが出ない洗濯乾燥機

三原：我々manmaciaoで使っている「デクスター」や、それ以外にも「スピードクイーン」「ヒュービッシュ」など、アンカー固定式という洗濯機があります。

このタイプの洗濯乾燥機にはバネが入っておらず、とにかく回すようになっています。

そのため、アンカー固定式の洗濯機はアンバランスによるエラーは出ません。

松本：力づくじゃないですけど、しっかり回すんですね。

三原：その分、アンカー固定式の洗濯乾燥機は地面も揺れます。

ですが、アンカー固定式ですと、偏りによるエラーは出ないので布団は回しやすいかとは思います。

洗濯乾燥機という非常にデリケートな機械で布団をどう洗っているのか、私も研究しなくてはいけないと思っております。

松本：そうですね。布団洗いの時、機械がどのようになっているかというお話でした。
今回もありがとうございました！

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【出演者情報】

三原淳
株式会社エムアイエス 代表取締役 
2000年コインランドリー輸入商社エムアイエスを起業。
著書は「大型コインランドリー開業運営マニュアル」他多数。

松本拓磨
株式会社エムアイエス 営業部 2017年入社。同志社大学卒。