【間違いだらけのコインランドリー経営】第3話コインランドリーってお金持ちだけが出店できるんでしょ？

公開日： 2017/08/21 : 最終更新日：2018/07/11 0.0間違いだらけのコインランドリー経営, コインランドリー経営 mammaciao, クレーム, コインランドリー, コインランドリー投資, コインランドリー経営, マンマチャオ, 乾燥機, 店舗, 新規事業, 洗濯機

第3話
コインランドリーってお金持ちだけが出店できるんでしょ？

コインランドリーって魅力的な投資商品だと思うし興味あるんだけど、それってお金持ちにしかできないよね？って良く聞かれます。

っでね、
お金持ちってどのくらいのお金を持っている人を言ってるのかはわかりませんけど、
少なくとも何千万もの現金をポンッと出せる人だけにしかできない商売ではありません。
どう説明したらご理解いただけるのか?わかりませんが、
「サラリーマン」でもコインランドリーオーナーになっていますよって言うと、かなりの方が驚かれます。
ひとくちにサラリーマンと言っても、新卒で年収300万以下の方では難しいかもしれません。
最近多いのは年収で1000万円前後で年齢も50歳前後の方が多いです。
私のお勧めしている一般的なコインランドリーの初期投資は2000万円前後ですが、
自己資金は最低でも500万円をご用意いただいております。
そして政策金融公庫から新規創業融資を1000万円をご融資頂きます。
不動産投資と違ってコインランドリー機器は担保価値はありませんので、
無担保での全額融資はほぼ難しいです。
あと残りの500万円はリース会社から小口の割賦を組んで頂きます。
割賦は金利が高いので、できれば使いたくないのですが、
出店する意志がとても強く年収もそれなりに高い方でしたら、
お勧めすることがあります。
こんな資金調達をご案内していますが、
どうですか？そんなに無茶な方法でもないと思いますけど。

っで、
余談ですが、
リース会社と聞くと、
「あ、月々のリース料って全額損金で落ちるんでしょ？
全額リースで出店したい。」
っと仰る方が結構いらっしゃいますが、
リースを組めるのは法人だけです。
個人の方はリースは組めないんです。
そこで、
コインランドリー運営専用の個人会社を新設するので、
そこでリース組みたいのと言うのもダメです。
リース会社は決算書3期分の提出をお願いしてきます。
新設会社には1期分も決算書ないわけですからダメなんです。
ちなみに、コインランドリー用の業務用洗濯機は法廷償却13年でリース期間が7年です。

話戻して、
とは言え、私のところで出店しているコインランドリーですと、
最近は10件出店したらそのうち4件はサラリーマンの副業です。
サラリーマンを辞めずに副業だと言うと
リスクが回避されて
融資担当者が安心するのもサラリーマンオーナーが増えている一つの要因です。

ですが、
冒頭に50歳前後の方のコインランドリー新規創業が多いとお話しましたが、
これには訳があります。
政策金融公庫にコインランドリー開業資金をご融資頂くと
大抵は10年返済です。
ちなみに、
これも不動産投資の様に25年や30年という期間では借りれません。
っで、
仮に50歳の方が10年ローンを組んで、それを完済するとその方はおいくつかになりますでしょうか？
そうです、60歳です。
っで、
60歳になると定年退職されます。
そして、
定期収入が無くなります。
年金はまだ支給されません。
でも、
コインランドリーを経営していて、
返済が終わった人であれば、
毎日毎日日銭が入ってきます。