【間違いだらけのコインランドリー経営】第7話 コインランドリー経営の不動産投資と比べてのデメリットは?

コインランドリー経営の不動産投資と比べてのデメリットは？

コインランドリー経営のいいとこばかり書いていて、デメリットがないのはおかしいってよく言われます。

ということで、
特にここは賃貸住宅新聞ということで、不動産投資と比べたデメリットをお話しします。

まず、
開業するにあたって、サラリーマン大家さんなどの不動産投資をされている方に言われるのですが、「全額融資で出店したい。」「それは無理です。」このやりとりは良くある話です。
なぜなら、
コインランドリーは担保物件にはなりません。ですので、あくまでも事業資金を銀行さんから引っ張るので、普通に考えると全額融資は難しいです。
まず、
コインランドリーに限らず、フランチャイズビジネスで金融機関から融資を引っ張るな場合はある程度自己資金がないと、融資が通りません。
個人であれば通常は1000万までの創業融資が一般的です。
しかしながら、基本的なミニマムな今流行りの大型コインランドリーを出店するとなると、敷金礼金などの不動産取得費用は別として、純粋に設備投資だけで2000万円はしますので、
半分しか借りれません。
残りはクレジット会社やリース会社からの割賦や小口のビジネスローンで500万円。
っで、
後残りの500万円は自己金です。
ただ、先ほどもお話ししたように敷金礼金等で100万は別途必要です。
そして、
ここが一番間違えちゃうんだけど、
開店しても初月から黒字じゃないんです。
最短でも6か月は赤字です。
要は持ち出しなんです。
なので、
その赤字補填用に300万円はあったほうが無難でしょう。
この辺りは不動産投資に比べると全く違うと思うんですよね。
良く、不動産投資と比べられますが、ここは全く違うんです。
あ、この話は個人の例です。
法人でしたら、話は別です。
年商で億単位の会社で決算書三期分だして、黒字でしたら全額融資も出やすいと思います。
ただ、法人とはいってもサラリーマン大家さんで、不動産投資用の個人会社が法人だしって事で持ち込んだりしますが、それはあくまでも個人扱いです。

もう一つ。
不動産って、転売できますよね？
コインランドリーも転売はできなくはないですが、びっくりするほど目減りするんです。
例えば不動産で2000万投資しました。で、3年後転売しました。同じ2000万で転売したかったのですが、1800万円で転売しました。あー残念。みたいな話があると思います。

で、
コインランドリーの場合は2000万円投資して、3年後200万にしかならなかったなんて事例もゴロゴロあります。恐ろしいですよね。売り上げが良ければ2000万円も可能です。でも売り上げが良かったら、そもそもコインランドリーの経営を続けますよね。なので、売りがは悪いから売るんですよね。
ということで、コインランドリーは転売しちゃだめです。やるんだったら、不退転の決意で出店しないとです。流動性はないんです。そこがデメリットでしょうね。

ではコインランドリー経営はダメじゃんって事ではなくて、いままで何回かに分けて私が書いてきたことのようにいいことがたくさんありますよね？

特にこの4月からコインランドリー機器は太陽光発電に代わって即時償却可能な節税商品になりました。

さあさあ、

今日も一日張り切ってガンガンいきましょう！

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株式会社ｍammaciao

代表取締役

三原　淳

1967年東京都品川区生まれ横浜育ち。

1990年専修大学経営学部経営学科卒。

外資系大手製薬会社勤務後、

様々な企業で実績を積み、

コインランドリー機器商社ダイワコーポレーション社営業課長を経て

有限会社エムアイエス（現：株式会社mammaciao）を2000年に設立

エコランドリー、電子マネランドリーを開発

2018年創業18年目にしてmammaciao現有加盟店舗数500店舗達成

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ここは不動産にはない大きなメリットです。

コインランドリーマンマチャオ公式サイト
http://ciao-net.jp/

コインランドリーマンマチャオ投資家向けサイト
https://mammaciao.com/